てらのバイク旅

日本社会でガッツリ働きながら海外をバイク旅して、体験したことや感じたこと、旅の情報を綴ります。 モンゴルバイク旅の素晴らしさと情報を発信したいと思い、立ち上げました。

旅のきっかけ

元々社会人バックパッカーとして南アジア地域やチベット仏教圏の魅力に取り憑かれ、アジア圏を中心に周っていました。また、学生時代からバイクが大好きで、普段の足から最近はサーキットやオフロード(コース、林道とも)なども通じて仲間の皆さんにも恵まれ、バイクライフを日頃から目一杯楽しんでいます。

 

コロナ禍からやっと海外旅行が解禁された2022年、ずっと積み課題だったラダック(インド北部のヒマラヤ山岳地帯)に行き、バイクを借りてひとり旅をしました。(最近かなりの方が行かれてますね!)

 

そこで、時に未舗装のルートを通過する必要があり、自分の技術や判断力が少なからず問われることがあったり、代わりに国内旅行でもバックパッカーでも中々味わえない「自分の意思でどこまでも自由に行ける」という、枠の外に出られるような感覚が味わえる海外バイク旅に魅了されました。

 

「ああ、なんて開放感のある、美しい世界なんだ」

 

「日本でのバイクの『練習』は、ここでの『本番』のためだった

 

と思えるほど、バイク乗りとして、また旅人として充実した時間でした。

ここで、海外をバイクで旅することの素晴らしさが我が身の深い部分に擦り込まれたワケです。

 

ここでの本題ではないですが、ラダックは難易度的にも土地の持つ魅力的にも非常におすすめできる、素晴らしい土地です。まだの方はぜひ一度行かれてみてください。私もまた訪れたいと思っています。

 

閑話休題

 

そして2023年。ラダックから繋がった様々な縁などもあり「海外バイク旅」という選択肢が自分の中で無視できないものになりました。アラスカ、中央アジア、バハカルフォルニアなど、行きたいと思った所がいくつかあったのですが、航空券の高騰など諸々の事情を勘案し、浮かび上がってきたのがモンゴルという選択肢。

 

けんさんのブログ

wr250xxx.com

で、本当にいきいきと楽しまれている様子を拝見し、モンゴルでバイクに乗るということに惹かれました。

 

しかし一人旅となると途端に情報がない土地でもあり、リスク面が無視できない場所柄でもあります。

訪れているのはユーラシア大陸横断組の皆さんばかり。。私とは準備もバイクへの造詣も違います。

 

そこで出会ったのが、メタボンさんのブログ

metabon1975.com

 

モンゴルでの一人旅を後押ししていただける情報と語調でした。

 

メタボンさんに連絡を取らせていただき、モンゴルでのキーパーソン、Relax Houseの味戸さんを紹介していただいて、今回2週間のバイクひとり旅を実現しました。

 

ただそこで意思決定の際よぎったのが、「万一何かあった時、死ぬのでは?」

 

そりゃそうですよね

情報もない広大な大地で、人里離れた未舗装路を場所を一人で走行することも想定される中、私はバイクを整備する技術を持ち合わせていない人間。不測の事態に対応できるのか死ぬの

 

このブログでは、そんな「バイクに特別詳しくない、整備もあまりできない、フツーの日本人」が海外のそんな土地で、どうやってバイク一人旅を成立させたかをお伝えできればと思っています。

 

あの感動、知らずに死ぬには勿体ねぇ、皆行けや。という精神です。笑