てらのバイク旅

日本社会でガッツリ働きながら海外をバイク旅して、体験したことや感じたこと、旅の情報を綴ります。 モンゴルバイク旅の素晴らしさと情報を発信したいと思い、立ち上げました。

モンゴルツーリング費用編

2023年夏時点でのモンゴルバイク一人旅での費用をまとめます。

テント泊とゲストハウスを組み合わせたモデルケースになります。

 

通貨

1トゥグリク=0.04円。ゼロ1つ取って÷2すれば大体日本円の値段になります。なんならもうちょっと安い。

2023年時点ではレギュラーガソリン(「92」(ユルンホイル))が2500トゥグリクなので、ほぼ100円。バイク旅中に掛かる費用のほとんどはガソリン代でした。AG20/Lなので、2200km走って110L、なので単純計算で11000円をガソリンで使ったことになります。ツーリング中は野営ならインスタントラーメンやパンなど1100円もしないぐらいかも知れません。僕の場合は流れでよく現地の方にご飯をご馳走になっていたので、自炊は3回程度しかしなかったと思います。

 

ゲストハウス

シャワー浴びたい、洗濯したい(川でもぶっちゃけできます)、機器の充電したい(AGUSB電源取り付けていただいてたので、モバイルバッテリー介して永久機関でした)などで泊まることがあると思います。僕はお腹大当たりして発熱した時、ゆっくり体休めたり含め、ツーリング中は合計4泊しました。ドミ1泊で2食食べてランドリーサービスまでお願いした際の相場が77000トゥグリク程度=3000円だったので、僕は今回半月で12000円程でした。

お昼ご飯

ロードサイドや村の中にある食堂で食べることが多かったです。そういうわかりやすい店は111000トゥグリク程度=440円程度(看板なしのゲル食堂はも少し安い)なので、11食食べたとすると4840、約5000円程度。何度かは行動食で済ませることもありました。水も当然適宜買っています。

村の道路沿い食堂。結構ちゃんとしてる

道沿いだとわっかりやすい看板出てたりする

サービスエリアみたいなとこのフードコート的なの。悔しいことに大変ウマい。

 

最初はどこか現地で乗馬アクティビティでもやるかなーと思いましたし、温泉(20000トゥグリク程度)も入ろうかなーと思っていましたが諸雑費は結果ほぼゼロ。とにかくこの国を旅するのは金じゃない。

 

ということで、食費5000円+宿泊費12000円+ガソリン代11000円=28000円がツーリング中に使用した総額になります。欧州人オサレ宿にプチ沈没してコレ。

 

レンタルバイク

AG2005200/日でした。ラダックなどと比べると高いですが、一般的な先進諸国のレンタル費用と比べるとかなり割安だと思います。同時期のタジキスタンでも100ドル/日程度からでした。

但し、バイバック(バイク購入旅が終わったら売却)はモンゴルではバイクは貴重なため現在のところ行なっていないようです。相談していくことで変わることもあるかもしれませんが。

僕は13日間借りたので、単純計算で67600円、北海道ツーリングで1週間レンタルバイクするより安いです。むしろこの値段で2200㎞好き放題ダートも走り回ってで考えるとありがたみすら国内では絶対できない笑

 

Relax House宿泊代

バイクの場合ウランバートルでの拠点となる、味戸さん経営の宿。

コロナ以降、モンゴルでも全体的に物価が上がっているようで、2023年では4000/日(朝食込み)でした。最初2日間、最後2日間の4日間で16000円。プラス夕食代とランドリーサービス代で計2万円弱といったところでしょうか。

空港送迎

空港ウランバートル市内(約50㎞)で白タク相場が120000トゥグリク=5000円程度、プラス味戸さんのRelax Houseまでがもう10㎞です。味戸さんに送迎を依頼すると6000円。タクシーの相場とほぼ変わりません。正直このぐらいなら送迎お願いして良いと思います。ツーリングなので荷物も多いでしょうし。

私は慣らし兼ねてバイクを借りて行いましたが、節約するなら初日ウランバートル市内に宿泊して両替、sim購入を済ませ、27番バス(下記)でRelax Houseまで行くテもあります。けど、味戸さんの宿が名前通りの神環境すぎるのと荷物を考えると、割り切って滞在しても全然いいと思います。

 

市バスについて

ウランバートル中心部とRelax Houseを結ぶ移動手段は主にバスになります(バイク自走、タクシーももちろん可です)。宿の目の前の道路に出て右に23分程度歩くとバス停があります。日本と同じようにバスが停まれるよう歩道がへこんで停留所が設けられています。バス停を表す看板などは立っていませんが、すぐ分かると思います。

https://maps.app.goo.gl/E6kzXU48fd2xkwWR6?g_st=ic

 

バス停で待っていれば15分ごとぐらいでバスが来ますので、現金500トゥグリクを乗車時に運転手に渡して(地元民はバスカードで支払っていますが問題なしです)乗ればOKです。

ウランバートル中心部に最寄りのバス停はガンダン寺前(下図)です。

https://maps.app.goo.gl/8dzrenQceHrP8nvJ8?g_st=ic

バス停には概ね勝手に停まってくれますが、あまり人が乗り降りしなさそうな雰囲気の時はGoogle mapなどオフラインダウンロードした地図を見ながら、バス停近くになったら降りる雰囲気を出せば停まってくれます。

Relax Houseへ戻る際は同じくガンダン寺前などから「27番」と表示のあるバスを見つけて乗ればOKです。

バスは車やバス停なども割と日本などと似ている雰囲気で、利用方法さえ一度分かればかなり使いやすいと思います。

 

バス停からウランバートル中心部までも割とすぐ歩ける距離だし、朝晩など余程の渋滞にハマるタイミングでなければ時間もそんなにかからないと思います。

 

その他

ウランバートル市内での滞在は普通に都市での生活です。1食ちょっと小綺麗なところで食ったら1000円程度、コーヒーなぞ飲もうものなら11000円取られたりします。日本より高い。中心部はコンパクトにまとまっており、27番バス停をスタートに徒歩で概ねの所は周れます。

滞在費は人によりけり、僕はお土産で3000円程度、食費で3000円程度でした。

 

今回の旅行費用総額

上記の費用合計で、約135000円、プラス航空券(ギリギリまで行き先を迷い、14(通常であれば10万円以下でいけると思います))で、全て含めて27万円程となりました。コロナ以降の物価高で、費用は地味に上がっていますが、航空券を計画的に取れば20万円前半台に収まるはずです。

ちなみにツアーも調べてみましたが、いずれも2023年時点で40万円を軽く超えるプライスでした。

ちなみに味戸さんとの会話の中でサポートカー出して連れていくみたいなお話もされていたので、ツアー的に行かれたい方はそういった相談にも乗っていただけるかも知れません。

 

まとめ

旅のイニシャルコストは少々掛かるものの、その先はスタイルにもよりますが相当費用は抑えられます。

経験に対する費用としては実質無料!!!

短期間でも、ウランバートル近郊だけでも正直十分モンゴルできちゃうし(情報出しまっせ)、発展して今のモンゴルが逃げてしまう前にいかが?