てらのバイク旅

日本社会でガッツリ働きながら海外をバイク旅して、体験したことや感じたこと、旅の情報を綴ります。 モンゴルバイク旅の素晴らしさと情報を発信したいと思い、立ち上げました。

迷うことは旅すること

道迷いからのトラブルで肝を冷やしながらも何とか轍のトレースに復帰し、フブスグル湖に向けて北上。当座の目標は、フブスグルの玄関口、ムルンという町。

 

前回の記事でも触れたが、フブスグル湖は国境越えてすぐそばのロシア、バイカル湖と同じ古代湖。バイカル湖の妹とも言われているそうな。バイカル湖は水深、貯水量、透明度、成立の古さなど世界一の湖だが、フブスグル湖も同様の特徴を有しているそう。

そして付近には永久凍土とタイガの森で、トナカイ使いの遊牧民「ツァータン」が暮らしているという。

 

ともかく北だ。アクセルを開けていると、緩やかな草原地帯の丘陵が、少しずつ大きな山塊へと変容していく。

最初は幾度かMaps meで正しい轍かどうかを確かめながら進んでいたが、その内「どうでもいい」という気分になってきた。

方角さえ概ね合っていれば大丈夫だろう。そして何よりもここは文明社会から離れた大陸の只中。「機器に頼らず進みたい」という思いが勝った。

 

 

そして、盛大に道を間違えた。。

 

二又に分かれている轍の右側を進んだのだが、進むほどに道は頼りなく、次第に山の中に吸い込まれていく。

いつの間にか、道だったものは山中の険しく狭い森の中、かろうじて残る轍のようなものに変わっている。

高低差と森の深さに背筋に嫌なものを感じる。

例えるなら日本のマイナー林道のような、安全も行き先も保証されていないような頼りない道に心拍数が上がる。

努めて冷静に、着実につづら折れの森の消えかかった轍を下っていく。

 

そして、何とか無事に山道は抜け、平地の轍に復帰することができた。

だが、Maps meを確認しても既に自分のいる一帯は道として表示されている場所ではなくなっていた。

 

さて、どうしたものか。

道は東西に思える方面に延びている。

 

当てずっぽうで進みながら、北の方に延びている道を進むが、程なく行き当たってしまう。

来た道を折り返しながら当てどなくしばらくさまよう時間が続く。

山道ほどの緊張感はなかったが、特段妙案も出てこない。なにぶんここは、地図にない場所なのだ。

そんな風に見当もなくしばらく走っていると、時折遊牧民のゲルが見えてくる。

今いる人里離れた山あいの草原地帯は、見方を変えれば家畜の餌が豊富にある遊牧好適地。岩陵、泥濘、砂礫、森林などは別として、一定の距離を置いて遊牧民が住んでいるのは道理だ。

そして遊牧民といえど、完全に文明と隔絶された存在ではない。頻度はともかく、町に出ることもあるだろう。

 

見えてきたゲルにお邪魔みてみる。「サンバェノー!(こんにちは)」

挨拶をすると番犬はトーンダウンし、代わりに家主が現れる。

「ムルンの町はどっち?」

「ずーっと向こうにある山を、ぐるっと右から奥に回り込んでいけばムルンだよ」

こんな時は翻訳アプリなども使わず、身振りを交えて会話する。全然問題なく通じるものだ。

遠くの山を目標物にする、スケール感の大きな話も心地よい。

 

お礼を伝え、ゲルを後にしようとすると、「お茶でも飲んでいけ」

と勧められる。

遊牧民は客人を必ずもてなそうとしてくれる。地球の歩き方にはそういう文化だと書かれていたが、ここまで肌で感じることになるとは。

 

お言葉に甘えてゲルにお邪魔する。

お父さんは働きに出ているのか、若く美しいお母さんとこれまた可愛らしい小さな娘たちが住んでいる。

この旅ですっかり飲み慣れたモンゴルならではの乳茶をいただいていると、「ご飯を食べますか?」と。

道を伺っただけなのにさすがにそれは申し訳なさ過ぎる(きっと手作りで用意し始めてしまうだろう)ので、そこは丁重にお断りする。

 

しばしの休息の後、僅かに後ろ髪引かれる思いもありつつ遊牧民の母子にお礼を述べて別れ、教えてもらった方角にバイクを進める。

穏やかな日差しと風に包まれた、良い時間だった。

 

 

沈没違い

テルヒン・ツァガーン湖で一晩明かし、進路を北に取ることに。

北に向かえばモンゴル最大の湖であり近くにあるバイカル湖と同種の古代湖、フブスグル湖に向かうことができる。そこを次の目的地としてみようと思う。

 

紙の地図で確認すると主要道路から一級下がった道、未舗装路となる道を行くことになる。ちなみにこのような道はgoogle mapでは表示されないが、Maps meはトレイル系に強く、表示される。

 

ちなみに今回途中からMaps meをきちんと使った。モンゴルでは道に残る轍が幹線道路と同じ意味を持つのだが、間違った薄い轍などをトレースしてしまうとどんどん方角がずれてしまい、広大な国土では取り返しがつかなくなる。命までは取られないが、期限までに戻らないといけない旅では文明の利器に頼った方が、結果的に良い旅になることもある。

それだけじゃないというのも後述します。

 

準備を整えるために、一度湖の西にある村に行き、給油をする。

湖と村道沿いに川が流れている。

ダート道に入る。

北に向かうためには道の北側に流れている川を越えるしかないようだ。

橋は見当たらない。どこか渡渉ポイントがないか探す。

水深、川幅からこの辺りだろうと見当をつける。

インドのラダックでも渡渉はよくあった。行けるハズ。

 

ザッバァーン

 

この旅で初めて、やってしまった。

川の中での転倒、滑る足元に難儀しながらバイクを起こす。

浅かったのと、即エンジンを停止したのでマシンは何ともなかったことがとにかく良かった…

バッグの中にも水が入り込み荷物もいくらか濡れてしまったが、奇跡的に寝袋や電子機器等、致命傷になるものは全て無事だった。

 

川から上がり、落ち着いて分析してみる。

これだけ滑るということは、ここは普段から人が渡ってならされている「道」ではない。

周囲を観察しても轍もない。周囲は牛などが闊歩しているのみ、道といえるような場所ではない。ただのガレたり草が茂っていたりする河岸だ。

経験不足だ。よく考えれば山でも同じことが言えるのに。そして自分の技術ならこのぐらいなら走破できるという過信も、判断を鈍らせた。山でやれば、最悪死ぬ。

 

これは、この旅でこの後の大事件にも繋がる、とても重要なポイントとなる。

 

その後、落ち着いて引いて見渡し、正しい渡渉ポイントを見つけ、川を渡る。

猛省。。気を引き締め直して進む。

復活、旅の再開

3日目、起きると体もかなり楽になっている。

 

いつものカフェで朝食で摂り、荷物をまとめてチェックアウトする。1泊辺り20ドル、2023年時点なので3千円以内でこれだけ快適に過ごさせてもらえるのなら安い。

名残惜しいし本当はもっとちゃんと「沈没」というものもしてみたかったのだが、前へ進み時だ。

久しぶりにバイクに戻り、荷物を括り付けていく。荷物と共に気持ちも引き締まる。

さて、行こう。アクセルを開け、快適だったFairfield Guesthouseを景色として背中に流していく。またここには泊まりたい。

 

さて、元々とりあえずの目標にしていた、テルヒン・ツァガーン湖に向かおうか。

共産主義的なと感じる(訪れたことがないから分からないが)安普請のコンクリート造り、典型的なモンゴルの町であるツェツェルレグ市内のスーパーでパンと食料を買い込み、ガソリンを補給して出発。

とにかく西へ。

 

舗装された道を穏やかな森林地帯を眺めながら進む。短期間のモンゴルであればこのような舗装路を通るのは勿体無いが、ある程度の期間を確保して紙の地図でのみ見た未知の場所に「進む」旅では距離を稼ぐことも一つである。そう考えると舗装路を進めることは贅沢なことだったのかも知れない。

 

数時間も進まない内に、景色に看板やツーリスト向けのゲルなど、人工物が現れてきた。右手に大きな湖。これがテルヒン・ツァガーン湖だ。

この旅で幾人とも会話して分かったが、モンゴル人は国内旅行が大好きで、このテルヒン・ツァガーンも格好の観光先となっているらしい。

なるほど自然の中にあって、ここだけギラギラしている。

自分としては別に観光地で宿泊する必要はないが、目的地にしていたこと、時間的にもちょうど良いこと、湖畔には静かで野営に好適な場所も全然見つかることから今日はここにテントを張ることに。

 

余談だが、ステラリッジのエクストラレインフライを選ぶと、山岳軽量テントに煮炊きも出来る余裕の前室が。山もバイク旅もやる人には全力で勧めたい。

 

はしゃぐ程の場所ではないかも知れないが、当然翌朝も清々しい。

ちなみに野営の際に用を足す際は、当然大自然の中ということになる。

遊牧民が定住しているゲルでは専用の「便所」を設けているが、非常に広大な自然の中。人ひとりの営みがどれほどの規模となろうか。(もちろん観光地化され、多くの人が足を運ぶ場所になれば話は変わる)

得も言えぬ、非常に爽快な気分になるので、誰もいない大自然に踏み出せた特権としてぜひ一度。

 

さて、これからどうするか。

地図でざっくりと計画していた際、味戸さんからここから北上する道が良いらしいと伺った。

どれ、一つ向かってみるか。

 

…この時はまだこの先で待ち受けるモンゴルの洗礼を知る由もない。

 

続く

Fairfield guesthouseでプチ沈没

1回目のモンゴルバイク旅、あまりに全編神回すぎたけど、その中の1つがFairfieldでのプチ沈没だったのでその話。

 

前回までのあらすじ

遊牧民のゲルでお世話になり、茹でた馬肉(激ウマ)のひと晩置いたもの(だと思う)で軟弱な日本人のハラが盛大に当たり、温泉キャンセル界隈し、宿に駆け込んだ

 

 

 昨夜は身ひとつの自然の中から一気に安全圏に入れたことから嘘みたいに体調までよくなったけど、38℃台(推定)の発熱伴う胃腸炎からさすがにすぐに回復できる訳もなく、今日は宿で療養することに。

昨日チェックインした時から美味しそうなケーキやコーヒーマシンでキラキラしたカフェスペースが気になって仕方がなかったから、ここで停滞できる口実ができて最高の気分だ。

行幸なことにこれまで割とハイペースかつディープにモンゴルの大草原の中の生活を体験してこられただけに、オサレでバチバチに文明香る西側的都市空間にオアシスみを感じ、ウキウキが止まらない。長旅してるとどこかでそうならんですか?

ローカルフード大好きな俺だけどエベレストトレッキング5000mで食ったアメリカンピザも最高だった。

 

 

ルンルンで朝食を摂りにカフェスペースに。

サラダ、プレートなど英語で書かれたオサレなブレックファーストメニューの中から、トマトと卵のサンドウィッチにする。

昨日までのあの濃密な自然の中での数日の生活があったからこそ、こういうのも本当に幸せを感じる。快適な日々だけじゃ味わえない、金じゃ買えない幸せ。(金出してメシ買ってるけど)

 

旅の記録つけたり写真整理したりしながらゆっくりと過ごす。

さすがにまだ体もキツかったのでベッドに戻って寝たりしながら昼飯の時間になったら下に降りる。

ゆうべは無茶してピザなど頼んだけどさすがにキツいので昼はチキンのサラダにする。

草原生活してより実感もって思ったけど、このステップ気候のモンゴルでチキンや葉物野菜が出てくるのって当たり前のことじゃないよな。

普段出かけてる南アジア地域とはこういうところも違うって思う。

 

昼、食堂でのんびり記録をつけたり写真を整理したりしていると、隣の席で勉強していた様子の子が「ペンを貸してくれ」と。

勉強してるのにペン忘れるんかというのはさておき、しばらくの作業の後、少し話をしてみたら地元の学生さんとのこと。

ラダックで地元の女学生さんにいきなり後ろに乗り込まれたこともあったり(!)、経験上海外では一人旅の怪しい異邦人に声を掛ける抵抗感が非常に少ないんだと感じる。

ペン貸したお礼にシールをいただく。学生っぽくてほっこりする。

がんばれ、この国の明るい未来をつくるのだ。

 

その後、ドミ同室のドイツ人カップルとも色々話をする。

彼らは休暇で2ヶ月かけて旅行をするそう。モンゴルでは交通手段はごく限られたバスでなければヒッチハイクになるそう。欧州の人たちはそれでも遠路この国を目指してくる。その逞しさ、見習いたい。

しかし毎度欧州のこの休暇に対する考え方があれば、働くことに対して何の後ろめたさも迷いもないんだろうな。

 

夕飯はまだ腹の調子が思わしくなかったので、野菜のポタージュスープにする。

何度も言うがモンゴルの地方でこんなものが食べられるのは奇跡に等しい。

この体調で肉づくしの食事だったら厳しかった。幸運が続いている。

 

何もしていないのに、満たされた1日だった。

薬を飲み、シングルベッドの快適なドミの部屋で泥のように眠った。

 

続く

5日間で走るモンゴル

旅先で欧米人と話してると誰も彼も休みは2、3ヶ月、様々な国を周りながらバケーションを楽しんでると語ります。私の2週間という比較的恵まれた数字でも気を遣われるので言い出しづらい…

ましてや家庭持っている人など、なおさら自由に使える時間は少ないと存じます…

 

でもその現状の中でもやりたいことを諦めない。人生は一度きり、老後も心身同じコンディションかは分からない。やりたいと思ったその時、今がやり時という心理にできるだけ従って生きるべきではと思ったりします。

西側から見ればアジアの最果ての大地。そこをバイク1つで自由に駆ける。最高の体験すよ。

子育ての合間など、わずかの休みでも行きたいという熱があるなら、ぜひ行って欲しいなって思います。

自分持ってる、かっこいい父ちゃんや奥さん、いいじゃないっすか。

 

前置き長くなりましたが、5日間で行けるモンゴルツーリングプラン、提案します。

時間・距離も短く人里からも離れすぎないので、モンゴルツーは気になるけど未知すぎておっかない…っていう人にもおすすめします。

 

※注意 今回のプランは私の経験と現地の味戸さんの話を基に、地図とにらめっこしながら考えたルートです。実際に行っていない場所が含まれますので、Google map(航空写真モードとストリートビューがオススメ!)での下調べ、現地到着後の情報、現場の様子などで総合的に判断しながら、参考程度にお願いします。

 

1日目 成田発〜ウランバートル

中国・韓国乗り継ぎなど、夕方までに到着できる便を探せば、空港で両替&SIM購入、パッキング等ツーリング準備を初日に済ませ、2日目から走り出すこともできると思います。(細部は前回までのブログ参照)

中国乗り継ぎだと荷物一度ピックアップ&入国審査となることがあるので、そこだけ調べてみてください。

 

2日目 Relax House発

初日が夜着の便になり準備が終わらなくても、今回の目的地は近いので、午前中に準備を済ませ、昼から走り始めることもできると思います。

今回の目的地のエリアはこの辺り。

 

味戸さんが「少し北の方に上がった辺りで楽しめそうな草原の丘がある。雰囲気で分かる。そこで十分満足できる」とお話しされていました。

私自身も最初のモンゴルバイク旅の最後、大満足で締めることのできた、モンゴルらしい最後の野営地がこの付近のエリアになります。

素敵でしょ。

 

ただごめんなさい、この場所の正確なログを取ってなかったので、ここをそのまま紹介できる訳ではないです。

代わりに私なりに目星のつけた辺りを紹介します。

google mapの投稿写真です。

https://maps.app.goo.gl/8Fds6f5XDSaiFaRV8?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

Google mapでパラグライダーの練習場所みたいに出てました。

丘と広い草原、ゲルも見える。きっと環境がいいからスポットになったんじゃないかってので、ここら辺に目星つけてみました。

 

衛生写真見てる感じだと途中からダートになるのでルート案内よりも時間はもっと掛かると思いますが、いずれにせよスタート地点のRelax houseからもかなり近くに見えます。

ここら辺を一つの目安にしながら周辺を探検してみて、「ここいいかも」と思った場所で幕営する感じでいいと思います。草原の真ん中も素敵だし、丘の中腹や上なんかも気持ちいいかも。

 

ゲルの前が狭い一本道になってる場合は、その先は実質私有地的な雰囲気の場合もあるので、様子見ながらで。(そういう所は番犬が延々追っかけてきます、怖い)

 

だだっ広い場所も当然いいですが、あえて遊牧民のゲルからギリ見えるぐらいの場所で張ると(相手が不快にならない程度に距離は取ってくださいね)、興味本位で現地の人が声かけてきてくれて、お茶ご馳走になったりすることもあるかも知れません。

 

そうやって途中町の食堂で昼食取ったり買い出ししたりしながら、勘に任せて草原や丘を求めて走り回りつつ、2泊3日でぜひ堪能してください。

 

ちなみにダート道はこんな感じで登場します。自分なりに目星つけたりしてみるのも楽しいかも?

 

4日目

Relax houseに帰着。少し余裕を持って到着し、ウランバートルでチョコやウール、カシミア製品などのお土産買うのもいいかも知れません。

 

5日目

朝の便で出国

 

ほぼ最短コースですが、中は余裕はある日程だと思います。

 

皆さんの海外ツーリングライフの一助になれば幸いです。ではご安全に!

1週間の休暇でモンゴルの草原を駆けるツーリングプラン

前回の記事で、1週間プランを組んでみました。

自分は渡航2回、延べ1ヶ月程モンゴルでバイク旅をしましたが、とにかくモンゴルの大地の美しさを感じられ、満足できたのが中央モンゴル、アルハンガイ県方面でした。

https://maps.app.goo.gl/MURYfbswyMgccNUb9?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

その土地を推す理由としては、観光地として加飾されていない、チンギスハンも同じ風景を見ただろうなと思わされる大地と遊牧民の暮らしに出会えるということ。

緑と水に彩られ、丘に登れば息を呑むことすら忘れる程の、果てなく美しい地球を見渡せる。

そして自分が駆るバイクと身一つでその風景と巡り会えたということ。

一生の宝になる、もう一つの時間を自分も手にすることができたと、はっきりと感じました。

 

そういう体験に近付ける場所をと、前回もこの方面を選定しました。

 

前置きが長くなりましたが、今回は「草原をバイクで駆け、広大な自然の中で過ごす」ツーリングルートを紹介します。

 

プラン2「1週間の休暇で走るモンゴル 〜中央モンゴルの草原と大丘陵で過ごす夏休み〜」

難易度 ★★☆☆☆(フラットダートをある程度余裕を持って走行できる人ならOK。要野営)

 

※1日目、2日目は前回に同じ

 

3日目:ウランバートルを出発し、ウギー湖畔 泊

 初日は前回のブログと同じく、ウギー湖畔で野営またはツーリストキャンプ泊とします。

今回の目的地に最短距離で向かうには中継地点のボルガンという大きな町に向かいたいところですが、正直モンゴル初日に走り切るには距離があり過ぎてリスキーです(しかもただの都会です)。私なら遠回りでも自然豊かなウギー湖に向かいます。前回と同じく、こちらも一日で着けるかは状況次第なので、無理せず途中での野営も検討してください。(出来ればウギー湖まで来て欲しいけど)

ボルガン

https://maps.app.goo.gl/vCHZv3BtbR4ec6ss6?g_st=com.google.maps.preview.copy

 ちなみに野営でも宿でも、単身で旅をしている状況で18時以降にまだ宿泊に入れていないと、作業中に日没を迎えたりチェックインが難しくなったりするので危険です。

 

4日目:Uran Togoo Dead Volcanoへ 泊

 味戸さんにおすすめしていただいた、「木陰や草原で気持ちよく野営して過ごせる場所」とのことです。今回のプランはここを目的地としてみました。

https://maps.app.goo.gl/mwSmAgXmn8bqGZaU9?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

写真で見たところですが、かなり開けた草原と小高い山林からなる、This is Mongoliaな場所と言える感じです。

私も次のモンゴルで行ってみたい!

 

5日目:Uran Togoo Dead Volcano付近探検→ウランバートルに戻りながら野営

 ここまで来られれば経験値も少しずつ積んでいるハズ。気を抜かず、でも嗅覚でお気に入りの場所を見つけてみてください。でも自然の中で過ごしていることを決して忘れずに。

道から外れたら何があるかわかりません。不意に表れる凹凸での事故、ぬかるんでいる雰囲気の場所には絶対にいきなり突っ込まない(ハマって一人では脱出不能になる)。固い低潅木を踏み抜いてパンク、天気の急変(遠くでも黒い雲があれば要注意)…

「大丈夫」の確証が十分に得られるまでは、特に周囲に人がいない時は、バイク降りて歩いて確認するなど、慎重過ぎるぐらいで。

 

 また、日程に余裕のある人は、この先のムルンの町を経由し、フブスグル湖に向かうのもひとつです。

https://maps.app.goo.gl/C1ywBWof4cfVdA8e6?g_st=com.google.maps.preview.copy

https://maps.app.goo.gl/UsGG994XPsPTZiUs6?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

6日目:ウランバートル、Relax Houseへ帰着、泊

 バイクで1日で帰るには正直難しいです(500km,7時間)。きっちりこの日程で帰らなければならない人は、5日目には往路通ったルン郡付近や、エルデネト、ダルハンなど北回りの大きな町(かなりしっかりした舗装路ルートです)、または道中いい所で野営など、途中まで戻って1泊してください。

ちなみにウランバートルまで戻るルートは大きく北回りと南回りの2つあります。両方ともきちんとした舗装路です。あえてダートで移動することもできると思いますが、かなり時間がかかるため、限られた日程の時には私なら舗装路で距離を稼ぎます。

北回りはよく整備された高速道路のような道で大きな町を繋ぐルート(道沿いに野営に適した場所もあります)、南回りは田舎で景色もいいですが、往路でも使っているのなら、気分を変えるのも一つかも?(時間で景色も変わるので往復も全然あり)

北回り

https://maps.app.goo.gl/SZW4a1osftdjhBTLA?g_st=com.google.maps.preview.copy

南回り

https://maps.app.goo.gl/gyVgMuaLbkMvG76u9?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

7日目:早朝フライト、帰国(もう1日ある人はウランバートルでショッピング)(前回のブログに同じ)

 正直言うと、トラブルあった際の予備日でもう1日欲しい。検索してみたら中国国際航空大韓航空なら昼着なので、空港で両替とSIM購入済ませて、翌日から走り出すことも可能かも(早め購入推奨)。

中国国際航空

www.skyscanner.jp

大韓航空

www.skyscanner.jp

※乗継、受託手荷物の制限などは航空会社の規定を確認のこと。

 

 

2本ルートを紹介しましたが、「正直7日も自由にならない…」というそこのパパ、次は5日プラン、やります。乞うご期待。

休暇で行ける、モンゴルツーリングプラン

めっちゃご無沙汰です。

なんか怒涛の日常生活に押し流されて記録すらままなってない。風化する前に書き留めておかないと。

 

 

それはともあれ、今年の海外ツーリングの計画を立てる季節になってきましたね。

今回はモンゴルに実際行ってみたい!でも情報ないし休みも限られてるからという方向けに、「短期間、初モンゴルでのツーリングルート」をご紹介できればと思います!

難易度も抑えたコースかつ人里も離れすぎないので、リスクも低く設定できているとは思います(装備等、きちんと準備はしましょう)。



プラン1 1週間の休暇で走るモンゴル〜中央モンゴルの麗しい風景と砂漠を満喫プラン〜」

難易度 ★★☆☆☆(フラットダートをある程度余裕を持って走行できる人ならOK。要野営)

 

前提として、レンタルバイクは味戸さんの「Relax house」でお世話になる想定

https://maps.app.goo.gl/RXtW3eLaZSc8gJNz8?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

1日目:モンゴル夜着Relax house

 成田からの直行便、ミアットモンゴル航空は夕方発夜着になります。ここが勿体無い。

韓国経由などならもうちょっと何とかなるのかな?でも直行が便利かつ安い

 

2日目:ウランバートル市内で両替、SIM購入、パッキング

 日程がタイトであればここから走り出すこともできます。ただ、現地の様々な情報などお話を聞いたり、現地の空気感に慣れたりと、心に余裕を持って万全のコンディションで出発するのであれば、ここで1日使うのも有意義ではあると思います。

両替はこの通りに集中しています。

https://maps.app.goo.gl/9HPD9RPbkzB8FRbEA?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

3日目:ウランバートル出発〜ウギー湖Ugii Lake(ウギー ヌール)湖畔周辺 泊

 幹線道路で真西に進むとほぼ舗装路のまま5時間程度でウギー湖周辺に到着します(湖周辺でダート)。

https://maps.app.goo.gl/AqDsQhzG8RDuMFNXA?g_st=com.google.maps.preview.copy

途中の町、あるいはドライブインで昼食休憩など取りながらでも、野営の際の到着目安時刻17時台(夏のモンゴルの日没は21時前)までには湖に到着できると思います。もし間に合わなさそうであれば途中、幹線道路を若干逸れた辺り(なんなら道沿いでも)で気持ちよく幕営できそうな場所を見つけてしまっていいと思います。私も最初、出発が午後になったため、ルン郡の川を越えた辺りで好適地を見繕いました。(めちゃくちゃ気持ちよかったです。小バエがすごかったけど)

https://maps.app.goo.gl/UHyAakMdkLK6bNcN9?g_st=com.google.maps.preview.copy

 もう一つ注意点があるならば、ウギー湖周辺はツーリストキャンプ(ゲル)が多数あるので、それらの敷地の周辺で幕営する際は、どこなら張ってよいか一声確認すると完璧です。それか完全にテリトリー外っぽい場所に張るか。

モンゴルの水と大地に抱かれた夜を独り占め。満喫しましょう。

 

4日目:ウギー湖を南下〜オルホン川沿い 泊

 この日は1週間モンゴルツーリングのハイライト、川沿いのダートをのんびり走りながら、モンゴル国内でも「麗しの」と謳われるアルハンガイの自然を満喫しましょう。先を急ぐなら南下してカラコルムに到着することも簡単ですが、観光地の町で過ごすためにモンゴルを目指した訳じゃないでしょう?

湖を見下ろす丘周辺、川沿いのダート、道なき道を心ゆくまで探検しながら、最高の幕営地を探しましょう。

巡り合わせが良ければゲルで生活する遊牧民との交流もあるかも?

 

5日目:オルホン川沿い〜カラコルム〜「Elsen Tasarkhai(Sand Dune Mini Gobi)」(小砂漠)〜「Ulaanshiveet」村近郊 泊

 カラコルムはかつてのモンゴル帝国の首都。今はわずかに遺跡と寺院が残るばかりですが、モンゴルにおける幾らかゆるやかな雰囲気を纏った草原のチベット仏教と、モンゴルの歴史を見られる博物館に興味のある方はぜひ。

https://maps.app.goo.gl/cz12QeFHcgzMsqC5A?g_st=com.google.maps.preview.copy

https://maps.app.goo.gl/GnHkXBThxyBHxatc7?g_st=com.google.maps.preview.copy

そこから東に向かうと1時間ほど(舗装路)で砂丘が見えてきます。ミニゴビという名前と立地のイメージよりも意外としっかりした砂漠が広がっています。せっかくここまで来たのならサンド走行体験はいかが?

https://maps.app.goo.gl/Az92tEynQgQpT8z68?g_st=com.google.maps.preview.copy

良さげな場所があればどこで幕営してもいいんですが、下の村はのどかで雰囲気が良かったので、村はずれの丘なんかで張ってみたいと思いました。

https://maps.app.goo.gl/tgmcUQtkDBDigVfX6?g_st=com.google.maps.preview.copy

幕営生活に疲れた人は、カラコルムで宿を取るか、砂丘でツーリストキャンプに泊まってもいいと思います。

https://maps.app.goo.gl/pxgwf6PiAVtC7RDs6?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

6日目:「Ulaanshiveet」村近郊〜ウランバートル Relax house

 村からだと舗装路4時間ほどでウランバートルまで戻れます。夕暮れ時の帰り道ではモンゴルの絶景がお見送りしてくれるかも。時間に合わせてゆっくり楽しみながら帰ってくださいね。

今日はホットシャワーからのベッドでゆっくりお休みください。と言いたいところですが、明日がフライトの方は早朝7時の便です。パッキングを頑張りましょう

 

7日目:7日間のお休みの人は昼過ぎには成田着です。今日はよく休んで疲れを取ってくださいね。モンゴルツーリング、お疲れ様でした。

 もう1日予備日がある人は、ウランバートル市内でお土産ショッピンングを楽しみましょう。ノーミンデパートのチョコが美味いですよ。ちなみにSIMを買うのもここの5階。

https://maps.app.goo.gl/4Qv9zjnR3iN5fSLh6?g_st=com.google.maps.preview.copy

 

このコースは移動が比較的コンパクト、景色が美しく見どころが多い反面、どこまでも広がる大草原をひた走る感じではない(丘を駆けることはできると思います)ので、「それするために行くんじゃねーか!」って人にはプランBを紹介しやすぜ。

 

という訳で次回は大草原満喫コースいきます。