1回目のモンゴルバイク旅、あまりに全編神回すぎたけど、その中の1つがFairfieldでのプチ沈没だったのでその話。
前回までのあらすじ
遊牧民のゲルでお世話になり、茹でた馬肉(激ウマ)のひと晩置いたもの(だと思う)で軟弱な日本人のハラが盛大に当たり、温泉キャンセル界隈し、宿に駆け込んだ
昨夜は身ひとつの自然の中から一気に安全圏に入れたことから嘘みたいに体調までよくなったけど、38℃台(推定)の発熱伴う胃腸炎からさすがにすぐに回復できる訳もなく、今日は宿で療養することに。
昨日チェックインした時から美味しそうなケーキやコーヒーマシンでキラキラしたカフェスペースが気になって仕方がなかったから、ここで停滞できる口実ができて最高の気分だ。
行幸なことにこれまで割とハイペースかつディープにモンゴルの大草原の中の生活を体験してこられただけに、オサレでバチバチに文明香る西側的都市空間にオアシスみを感じ、ウキウキが止まらない。長旅してるとどこかでそうならんですか?
ローカルフード大好きな俺だけどエベレストトレッキング5000mで食ったアメリカンピザも最高だった。
ルンルンで朝食を摂りにカフェスペースに。
サラダ、プレートなど英語で書かれたオサレなブレックファーストメニューの中から、トマトと卵のサンドウィッチにする。

昨日までのあの濃密な自然の中での数日の生活があったからこそ、こういうのも本当に幸せを感じる。快適な日々だけじゃ味わえない、金じゃ買えない幸せ。(金出してメシ買ってるけど)
旅の記録つけたり写真整理したりしながらゆっくりと過ごす。
さすがにまだ体もキツかったのでベッドに戻って寝たりしながら昼飯の時間になったら下に降りる。
ゆうべは無茶してピザなど頼んだけどさすがにキツいので昼はチキンのサラダにする。

草原生活してより実感もって思ったけど、このステップ気候のモンゴルでチキンや葉物野菜が出てくるのって当たり前のことじゃないよな。
普段出かけてる南アジア地域とはこういうところも違うって思う。
昼、食堂でのんびり記録をつけたり写真を整理したりしていると、隣の席で勉強していた様子の子が「ペンを貸してくれ」と。
勉強してるのにペン忘れるんかというのはさておき、しばらくの作業の後、少し話をしてみたら地元の学生さんとのこと。
ラダックで地元の女学生さんにいきなり後ろに乗り込まれたこともあったり(!)、経験上海外では一人旅の怪しい異邦人に声を掛ける抵抗感が非常に少ないんだと感じる。
ペン貸したお礼にシールをいただく。学生っぽくてほっこりする。
がんばれ、この国の明るい未来をつくるのだ。

その後、ドミ同室のドイツ人カップルとも色々話をする。
彼らは休暇で2ヶ月かけて旅行をするそう。モンゴルでは交通手段はごく限られたバスでなければヒッチハイクになるそう。欧州の人たちはそれでも遠路この国を目指してくる。その逞しさ、見習いたい。
しかし毎度欧州のこの休暇に対する考え方があれば、働くことに対して何の後ろめたさも迷いもないんだろうな。

夕飯はまだ腹の調子が思わしくなかったので、野菜のポタージュスープにする。

何度も言うがモンゴルの地方でこんなものが食べられるのは奇跡に等しい。
この体調で肉づくしの食事だったら厳しかった。幸運が続いている。
何もしていないのに、満たされた1日だった。
薬を飲み、シングルベッドの快適なドミの部屋で泥のように眠った。
続く